1本、1本いきましょう テニスを中心にいろんなことを綴っていきます

もう先月の話なのですが、
やってまいました


なつかしのラケットです
フィッシャー　バキュームプロMS

フェイスサイズ　９０インチ２

ウエイト　　３３０±６ｇ
バランス　　３０８±５ｍｍ

中古と新品で2本買いました

僕の大好きなミハエル・シュティッヒ使用ラケット

しなやかで、力みのないサーブ、
以外にも安定重視のフォア、
バックのフォームもオーソドックスでかっこいい
ボレーもタッチが柔らかい
細身の身体でしなやかで、
テニスはとにかくかっこいい

けど、人気はありません
試合に負けたときの言い訳がすごかったので・・・

当時はベッカー、エドバーグ、
レンドル、アガシ、ムスター等
プレイの個性が強い人が多かったので、
オーソドックスなプレイでは埋もれてしまったのかも

残念ながら、ウインブルドン初優勝時は別のラケットですが、
マッケンローと組んだダブルの優勝時は使っていました
（このダブルス決勝も伝説のダブルスです）


このラケット・・・
自分にとっての理想の形をしています
とても美しいです

どの角度から見てもフレームが薄く、
それにもかかわらず、しっかり感が感じられる

フェイスとスロートの長さのバランスも最高です

ヨネックス８５０クロスタッチを４０ｐで張りました
ミッドサイズのフェイスに１６ｘ２０のパターン
中心が密なパターンです、目が細かい

打った感想は、これ、使えます
この打感・・・M-ProNo.1に通ずるものを感じます

フィッシャーのプロモデルの系譜を感じる1本です
小さめのスイートスポットに当たったときは、
キュッと食いつき、その後、パーンと飛び出して行きます
最近のラケットに比べるとパワーは無いのですが、
当時の物にしては、、
パワーがあるのではないでしょうか

バキュームテクノロジーは高剛性が売りでしたから、
納得です

すばらしいです。
でも、フィッシャーブランドのラケット製造は終わってしまいました
今、あるものを大切にしていきたいと思います